休日総研 製品のあゆみ
独立架空法人 休日総合技術研究所
今回は休日総研が手掛けてきた3年間のアドオンを振り返ってみようと思います。
思えば、始めた頃とは関わる顔ぶれも変わり、恐らく弊社の作品自体pakset的に触れたことのない方もいらっしゃると思います。
今回はそんなところで、アドオン屋の生まれと今をご覧いただければと思います。
2014
最初期の2014年に制作していたアドオンは北海道の気動車たちでした。
休日総研の掲げる「地域密着」のきっかけになっています。
また、DMVや除雪車など、産業を使用したアドオンの制作を始めます。
もともとトリッキーな作品を作ることに興味がありましたが、たまたま技術陣に恵まれてこのような作品を初期のうちに触れたことがのちに生きていると考えています。
塗り替え品。見ての通り影が無い。当時は欲しいものをありったけ作ることが大切だった。
2014年制作。専用貨物で描画位置を変えるアドオン
こちらも産業を利用した色替えアドオン。実物を参考に再現した着雪。
塗り替え品。見ての通り影が無い。当時は欲しいものをありったけ作ることが大切だった。
2015
2015年には、長万部再現計画から派生したSLニセコ製造計画が始動。蒸気機関車を使った年代プレイへの模索がスタートしました。
さらに巻頭にもどってきたことで、湘南エリアの交通の充実化や、道路交通の拡充へと、アドオン制作の幅を地域から広くゲームプレイの要素まで巻き込んでいくようになりました。
(恐らく九龍計画シリーズの影響を強く受けている)
湘南電車たちを登場させる軽い年代プレイ向け作品。
明治・大正期のSLに手をだし、いよいよ年代プレイから抜け出せなくなってきた作品。
車両格納機能を持ったラウンドハウス。curなのでmapに乱立する問題が発生しボツ。
湘南電車たちを登場させる軽い年代プレイ向け作品。
2016
2016年には、いよいよ3DCGでのアドオン制作が本格化。
初めて制作したMRJは技術的な問題を多く抱えていましたが、原因を特定してさらなる実験を行うなど、出力技術は常に進歩しています。
インフラへの参入も増え、昭和の建築が少しだけ増えたことで、脱・鉄道ゲームの強くなった一年です。
(この年は3D作者の方がとても活発に活動していたため技術交流も進んだ)
建物に電車が入り込む方式の駅の第一号。 2018年の公開に向けさらに2作品が制作中。
地下線路アドオン。独自の画像配置によりdiagonal配置時の空白を解消した。
マップ回転対応のつり橋を建設する計画。画像サイズの壁が大きく、時期尚早と判断しボツ。
建物に電車が入り込む方式の駅の第一号。 2018年の公開に向けさらに2作品が制作中。
2017
2017年、年代プレイを支える追加pakset「Pak128.EDO」がリリース。
さらにバブル期の豪華な建築を再現する計画が始動。
学業スケジュールが多忙化したため制作ペースは落ちつつも、3D技術や多くのソフトウェアの使用で作業効率化を進め、見たことのないような作品を目指してpng・datともに進化してきました。
歴史とともに四季を駈ける、かつて活躍していたアドオン作者の思想も組み込んだpakset
映像編集ソフトを用いて制作した発光アニメーション作品。現状最高難易度。
港の景観を作るための大型クレーン。 モデル自体は2016年のもの
歴史とともに四季を駈ける、かつて活躍していたアドオン作者の思想も組み込んだpakset
2018...
そして・・・
休日総研は、pak128.japanを中心に、datとpngの組み合わせで出来ることを最大限やりきるためのアドオンを作ってきました。不可能なことは本体改造が可能にしますが、可能なことはやればできる、それがこれまでの力の源でした。
そしてこれからも、過去・現在・未来を見つめ、「アドオンで作る、ちょっとあたらしい世界」を実現してまいります。
アクセサリーとして整備中。国鉄時代の巨大鉄道用地を活用する玄人プレイ向け。
バスが建物に入るタイプの駅舎アドオン。アイコン数4つで実現することが目標。
pak128.EDOの追加pak 文献調査が必要だが、現代船にも複雑な構造は応用できると思われる。
アクセサリーとして整備中。国鉄時代の巨大鉄道用地を活用する玄人プレイ向け。