休日総合技術研究所が発足したのは2014年、当初A列車がPCスペックの関係で使用できず、経営要素重視のゲームと言うより庭園鉄道系のゲームを探していたところで紹介されたのがSimutransでありました。
128という一番大きな数字とjapanという文字から始めた128jp、当時はアドオンも今ほど多くはなく、あまり知らない車両を調べながら使っているような感じでプレイしていました。
データを追加できると知ってから、北海道の長万部で見る事の出来た車両たちを改造によってつくることを覚えます。確かにエラーが多かったので難航しましたが、ある程度慣れてくるとお絵かきを楽しくできるようになりました(上手くできているとは言っていない)
そんな中で、素体として使っていたアドオンが作者さんの引退によって削除されるという出来事が、初めてすぐの頃にありました。
調べ学習がお好きな方は薄々ご存知かとは思いますが、アドオン作者というものはいつまでもゲームに関わっていられる存在ではありません。いずれ居なくなりますし、作品もネットの海の藻屑となって消えてしまうことだって十分にありえるのです。
そうやって初心者のうちにザッパーンと荒波がやってきて、結局自分の欲しいものは自分で供給できるようにするということがシムトラライフを便利にするコツであることをなんとなーく感じた自分はとりあえず色々なものを描いてみるのですが、MSペイントの簡単さゆえの使いこなしの難しさによって挫折して行くのでありました・・・。
それを一気に解決したのが3DCGとの出会いでした。
これを扱うためにGIMPやPhotoshopの使い方も覚えたのですが、こっちを先に覚えていればもっと何か収穫があったかもしれませんね。
3Dがマトモに扱えるようになるまで1年、さらにモデルを現在のように作るようになるまでには3年近くかかっていますが、それでも光の当たり具合を考慮しながら8方向の絵をポチポチ打ち続けるよりも感覚的にアドオンを作れるようになったのは事実であります。
かつて制作していた作品はここでは載せていませんが、まぁ所謂べた塗り云々的なやつでした。当然、そこから2Dを極める手だってあります。ただ、楽をしないことがすべてではありません。3DCGは影の計算を楽にするツールです。造形がたとえ楽でなくても苦手なとこを一つ克服するカギにはなります。あとは、作り方を覚えて行けば、常に新しいことに注視して行きながら作品を作ることが出来ると思います。
それと、とにかく沢山つくる、というより「完成」させましょう。してなくてもいい切って数をこなしましょう。
離陸を100回練習したところで、曲芸飛行ができるようになるわけではないのです。